4.高齢者・障害者の方に向けての家づくり

001【高齢者の方・障害をお持ちの方へ】

 

こんにちは、白石工務店 代表の白石 充です。

 

家づくりとは、誰もが夢を描き、暮らしやすい生活をイメージするものです。

 

 

それは、高齢者の方や障害をお持ちの方が住まう
「バリアフリー住宅(リフォーム)」も同じことが言えます。

 

一般的には、バリアフリー住宅と聞くと、門扉から玄関までが階段ではなく
スロープになっていたり、家の中も段差がなく、様々な場所に手すりが付いていたりと
いったことをイメージするのではないでしょうか?

 

(※白石工務店では、高齢者の方や、障害者の方のための、快適・安心な住まいづくりを、
私たちは【バリアフリー住宅(リフォーム)】と呼んでいます)

 

ですが、本当に住まう人のことを考えた時、ただ単純に段差を無くせばいい、
手すりが付いていればいいといったものではないと私たちは考えています。

 

では、私たち白石工務店は何を大切にして
バリアフリー住宅(リフォーム)を考えているのか?

 

それは「家の単純な動線」ではなく、例えば…

 

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「トイレの使いやすさは?」
「洗濯するときの配慮は?」
「テレビの高さはどの位置が見やすい?」
「友だちが家に訪ねてくれた時は?」
「福祉用具と組み合わせると、より住みやすい?」

 

という風に、住まう方の生活スタイルを考えつくします。

 

「起きてから寝るまで、いえ…24時間」を、
ご家族がいる場合、おひとりの場合等の想定して、ご本人、もしくは、ご家族の気持ちになれるように試行錯誤するということです。

 

 

また、白石工務店では、そんな思いのもと、高齢者の方や、障害者の方はもちろん、
介護するご家族とその周りの人々が全て笑顔になっていただくために、
日々の暮らしを助ける「福祉用具レンタル(販売)」を行っています。

 

ここからは、白石工務店ができるバリアフリー住宅(リフォームと福祉用具レンタル(販売)や
取組みついてご紹介させていただきます。

 

 

■バリアフリー住宅(リフォーム)は本当の意味での一生のお付き合い

 

この幸手地域にも、様々な方がお住まいです。
ご高齢の方、障害をお持ちの方。そしてそのご家族。

そういった方々は、毎日の生活の中の、「当たり前のコト」が「とても大変なコト」となる場合があります。

 

私たち白石工務店は、安直な気持ちで、バリアフリーの住まいづくりは出来ないと考えています。
また、この幸手市内に一社こういう会社(※本気でバリアフリー住宅(リフォーム)に取り組む)が
あるべきだと考えています。

 

私自身、そう考えるようになったのにはきっかけがありました。

 

脳出血を2度乗り越えている、大利根町のKさまからのご相談でした。

 

「家の中を自由に歩き回りたい‥」
「玄関に宅急便とか来ても出ていけないのをどうにかしたいんだ‥」

 

最初にそう仰られて、新築をご相談いただいたのは、もう12年前のことです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAその時、白石工務店ではバリアフリー住宅(リフォーム)で、目立った実績があったわけではありませんでした。

 

ですが、ご相談いただいたKさまのご期待に少しでも応えるべく、施工させていただいた経験が、今のバリアフリー住宅の礎となっているのは間違いありません。

 

(※大利根町:Kさま邸のインタビューはコチラ)

 

 

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そして、もうひとつキッカケがあります。

 

「弟が退院するにあたって家をバリアフリーにしたいんです…」

 

その後、バリアフリーリフォームをさせていただくことになるNさまの
お兄さまのからのお問い合わせでした。

 

経緯は、Nさまが、ある日突然、運転中に
大動脈解離を発症して入院されました。

 

そして、その後遺症で腰から下の感覚が麻痺、目が覚めるまでに一か月かかり、その間、褥瘡(じょくそう ※床ずれ)ができてしまい、治るまでに入院生活が約2年もかかりました。そして退院の目途がつきだしたころ、お兄さまからお問い合わせがあったのです。

 

Nさまには退院後の懸念事項がありました。
それは、車イスの生活になるので、自分の家にこのままでは住めなかったのです。

 

工事をお引受けすることになってから、病院にお願いをして、実際にNさまの「生活スタイル」の確認(※便座・跳ね上げ手摺の高さ・壁からの取付位置、洗面台の高さ・洗面脱衣室での動き・・・などなど)を入念にしました。

 

そして、一時退院に合わせて、ご自宅での最終打合せ、無事工事を完了させることができました。

 

 

 

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お引渡し後、「実際に住まわれてみて、不便なことはありませんか?」と、
Nさまのお宅にお伺いさせていただいた時のことです。


「同時期に退院した方が、リフォームした自宅に戻ったところ

トイレが使えず再入院となってしまった。自分は白石さんに頼んで良かった!」

 

そんなお言葉をいただきました。
(※Nさま、ありがとうございました)

工事を担当させていただいて、本当に良かったと感謝するとともに、つらい気持ちにもなりました。

辛く長い入院生活を乗り越え、やっと自宅に戻れると思ったのに、その家で暮らしていくことができずに再入院になるなんて、どんな悲しい想いをされたのだろうと…。

Nさまのお知り合いの方のような想いをされる方がいなくなるようにしたい!

 

このような二つの経験があったからこそ、
「身体の不自由な方と、そのご家族」両方の立場になれるようなバリアフリー住宅(リフォーム)に取り組んでいます。

 

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名称未設定 1

『第13回ケアリフォームシステム研究会全国大会IN大阪』にて弊社の発表が大賞をいただきました

 

 

※私たち白石工務店は“身体の不自由な方と
そのご家族のための住まいづくり”を学ぶ
CRS・ケア リフォーム システム研究会のメンバーです。

 

 

 

 

 

 

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「バリアフリー住宅(リフォーム)‥考えてみたいけど、何から、どうすれば‥?」という方は、
まずは、白石工務店までお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

■福祉用具レンタル(販売)について

 

白石工務店では、高齢者の方や障害をお持ちの方、
介護するご家族が全て笑顔になっていただくために、
バリアフリー住宅だけではなく、福祉用具のレンタル(販売)も行っています。

 

 

〜「介護をする側」 「介護を受ける側」 両方の立場になって〜

 

 

介護の大変さは、経験したことのある人間にしかわからないことがたくさんあります。

改めまして、こんにちは白石真由美です。

数年前のことです。私自身も、介護する側に似た経験をしました。

 

仕事を休んだことのない元気で働き者の父が、病気で入院して手術。

 

3ヶ月寝たきりのような状態になってしまいました。

 

ひとりでトイレに行けず、「しばらくはおむつを使うしかない」となると、
父は食事や飲み物を控えるようになってしまいました。

 

トイレが自立できないのでは、看護師さんに迷惑をかけると思った以上に、
父のプライドを傷つけたのだと思います。

 

そこで、「ベッド上で排泄が可能となる福祉用具がある」こと、「福祉住環境のとこを勉強をしている」ことを話すと、翌日から食事を摂るようになりました。さらに看護師さんたちに「家に帰ってからでも、娘たちが使いやすいようにしてくれるから大丈夫」とニコニコ話す姿を見て、あらためて福祉住環境づくりの大切さを実感しました。

 

病気・事故・高齢など、私や私の周りの人たちにも、
身体が不自由になってしまうことがあるかもしれません。

 

そんな時、「でも、大丈夫!」ってひとりでも多くの人に笑顔になってもらいたい。

 

そのために「ご本人の自立(律)」をめざし、介助する方の負担を軽減するために必要な、住環境の整備や福祉機器の活用についてのお手伝いをさせていただきたいというキッカケとなりました。

 

上記は私自身の体験ですが、生活を助ける小さな福祉用具一つで、その方の気持ちがここまで一変し、生きる力が湧くものだと感じたと同時に、その福祉用具を「知っていること」の大切さを実感しました。

 

そういった私自身の経験もあり、白石工務店では福祉用具を取り扱っています。

 

 

 

地元の皆さまが必要とするモノ、コトを提供したい

白石工務店では、これからの地元の皆さまの高齢化に伴い、

必要となってくるのが、福祉用具レンタル(販売)だと考えています。

 

ですが、この地域で、本格的なバリアフリー住宅(リフォーム)や、福祉用具レンタルを、

当たり前のように行っている工務店さん、住宅会社さんは正直少ないです。

 

なぜ少ないのか?

それは、住まいに福祉用具を上手に組み合わせることで、
暮らしが(気持ちも)変わるということを知らないからだと思います。

 

 

 

ですが、私たちは住まいに福祉用具を組み合わせることで、生活が一変するほど快適になることを知っています。

 

ですから私たちは、住まいづくりのプロとして、建てることはもちろん、福祉用具レンタルを通じて
お客さまにとって、【生活のベストな選択】をおすすめ出来るはずだと信じています。

 

それは、「新築・リフォーム・レンタル」の、「メリット・デメリット」を全てお伝えすることで、お客さまにとっての【一番快適な生活のご提案】に繋がるからです。

 

私たち白石工務店はこの福祉用具レンタル事業を続けていきます。

 

3代にわたって、この地でやってこられたのは地元のお客さまあってのこと。
ひいては、3代続くお客さまの中には、ご高齢になられていたり、
身体が不自由になられている方もいらっしゃいます。

 

そんな皆さま方のお役に立つため、お世話になったからこそ、これからもお世話になるからこそ、
一生のお付き合いをさせていただくことが、白石工務店の使命でもあると考えています。

 

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名称未設定 1

『第13回ケアリフォームシステム研究会全国大会IN大阪』にて弊社の発表が大賞をいただきました

 

※私たち白石工務店は“身体の不自由な方と
そのご家族のための住まいづくり”を学ぶ
CRS・ケア リフォーム システム研究会のメンバーです。

 

 

 

 

 

 

 

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福祉用具レンタル(販売)の流れ

~まずはプロとのご相談から~

「福祉用具‥試してみたいけど、どうすれば‥?」という方は、
まずは、白石工務店までお気軽にご相談ください。

 

お客さまのお身体や介護状況に応じて最適な福祉用具を提案させていただき、
ケアマネージャーさんやそれぞれの担当者と連携して、用具の選定をさせていただきます。

実際にご利用いただけるデモレンタルもございます。(一部除く)

 

~納品・設置・説明~

お客さまのご都合に合わせて、レンタル用具の納品をさせていただきます。

また、身体状況に合わせて用具を調整、設置し、使い方などをご理解いただくまでご説明させていただきます。

 

~定期点検~

ケアプランの目標に沿って福祉用具をご利用いただいているかを定期的にお伺いいたします。
もちろん、必要があれば再調整をさせていただきます。

 

~返却、交換~

ご不要になった用具は引き取りに伺います。
別の用具が必要な際は、再度お届けいたします。

 

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「どんな福祉用具が適切なのか?」 というのはパンフレットや資料だけでは、わかりません。
私たち設置する側のプロでも、現場(お住まい)をご確認しないと、適切なご提案ができません。

 

なので、まずはお気軽にご相談ください。
現状のお住まい(生活)の悩みごとから、一つひとつお話を聞かせていただきます。

お電話の際は、「福祉用具レンタル(販売)の件で‥‥」とお気軽にご相談くださいませ。

白石工務店:TEL:0480-42-1825
メールフォームでのお問い合わせは ⇒ こちらをクリック

 

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